中国進出の相談の場でよく聞くのですが、あの社長はいい人、あの社長は信用できる、という理由で、取引を始めようとする日本の社長によく出会います。

相手を信用するというのは良いこと、という考えがあり、人を疑ってはいけない、という考えが日本にはあります。

先日の中国進出相談もコンサルティングという立場上、相手を信用してはいけません、という話をせざるを得ないのですが、ビジネスが軌道に乗りかけているときに水を差すような話をするため煙たがられました。

ところで信用と似た言葉に信頼があります。

信用できるか否かを問うより、信頼できるか否かを問うた方が、冷静に相手を分析できるのでないでしょうか。

信頼を構築する、という言葉があるように、信頼関係は一朝一夕に得られるものではありません。

信用は感覚という定性的な理由ですが、信頼は実績という定量的な理由で、説明できます。

信じるよりも疑え、宗教より哲学を。